令和元年10月18日(金)19時~都城市総合福祉会館2階大会議室にて、社会福祉法人常陽社会福祉事業団 事例研究発表会が行われました。
昨年に引き続き、清風園、望峰園、白寿園、在宅福祉部が発表に向けて取り組みを行って参りました。
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清風園からはシャワー浴のみだった入浴者が湯船に浸かれるようになった事例を発表。入りたがらない理由を検討し、本当は浸かりたいのではないか、浸かれる選択肢を作れないかとの目的を持ち、取り組んできました。
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望峰園からは増加している精神疾患の入居者が園での生活に馴染むまでの取り組みを発表。集団生活のため、他者との関わりが避けれない園での生活のなかで本人の意思を尊重しながら、どのように支援していけばいいのかを検討し、取り組んできました。
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白寿園からは、慣れない環境でのとまどいから食事や水分摂取をあまりされず、服薬も拒否、時折り暴言を吐かれる入居者に対し、ユマニチュードと呼ばれる認知症ケアを用いた事例を発表。入居者の改善だけでなく、職員の意識向上も目指し、取り組んできました。
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ゆうからはケアマネージャーの魅力について、発表がありました。ケアマネージャーは大変というイメージが強く、合格率も10%台との厳しい現状より人員不足が懸念されており、具体的な業務内容ややりがいに繋がる一面の理解を広めていくことが課題解決に繋がることを訴えられました。
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職員の資質向上、サービスの質の向上のため、今後も研究発表の取り組みに力を入れていきたいと思います。