介護業界では腰痛問題が大きな問題であり、それが原因で離職してしまうことが多々あります。自分より大きな入居者様を抱えたりすれば、技術がいくらあっても積み重なることで大きな負担がのしかかることは当然ですよね。
また職員によってケアの方法が違うことで、入居者様からご意見を頂戴することもしばしば。それが嫌でやめていく入居者様、また職員もいました。
この2点が大きな課題であると考えました。
□明確な介護方針がなかった
・リーダーが各職員の介護方法を把握できていなかった
・入居者様のケア方法が職員間でバラバラだった
・管理者が支援課長・相談員・リーダーに聞いても入居者様の介護提供方法を把握できていなかった
□腰痛予防対策がなかった
・職員は腰痛ベルトを使い、抱えて介護していた
・管理者側は腰痛は職業病との思いで対策を講じていなかった
・管理者側は「何を」「どのように」取り組んでいけばいいか苦慮していた。